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about

お迎えのお兄さんのうた。

lyrics

こんな静かな星の夜
甘く囁く呼び声に
耳をかしてはいけないよ

蒼く気怠いその声が
どんなに強く誘っても
窓を開けてはいけないよ――


草木眠れる新月に
薄暗闇がやってくる
窓の外から呼んでいる

金の瞳に銀の声
流れる星の繰り言を
綺麗な声で囁いて

「Daisy Dizzy, 可愛い娘
聞かせておくれ その声を
もしも聞かせてくれるのなら
月の魔術を見せるのに」


暗く寂しい三日月夜
月の明かりが逢いにくる
硝子の窓をノックして

氷の膚に鉄の髪
蛍光石のまなざしで
淡く優しく微笑んで

「Daisy Dizzy, 素敵な娘
歌っておくれ その声で
もしも歌ってくれるのなら
すぐに迎えに来れるのに」


そして妖しい満月に
「真夜中の君」が連れにくる
外で静かにたたずんで

黒の法衣に赤い月
御伴に騎士を従えて
緋色の馬車にいざなって

「Daisy Dizzy, 愛しい娘
支度ができた 出かけよう
一緒に行こう ほらおいで
無限の時間の彼方まで!」


ひときわ暗い夜が明けて
強い朝日が照らすのは
主のいない空の部屋

無人の部屋は朽ち果てて
廃墟の窓は開いたまま
冷たい風が通るだけ――

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